こんにちは、古賀です!
本記事では、
はてな
「質問力が自己成長に繋がる!」
「質問力を鍛えたい!質問の仕方は?」
ということについて、お話します。
このテーマでお話しようと思ったのは、
先日、同級生の友人から質問を受けまして、
そこで改めて「質問力って大事だな。。」と思ったからです。
それに加えて「もったいないなぁ。。」とも思いました。
エンジニアにとっても「質問力」は非常に大事な能力ですので、
ぜひ参考にしてみてください!
自己紹介が遅れましたが、
わたしは大学卒業後、上場IT企業に就職し、プログラマー、システムエンジニアとして
約10年間働きまして、現在フリーランスをしております。
プロフィールの詳細はこちらです。
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プロフィール
こんにちは、古賀正雄です。現在36歳です。 簡単ではありますが、こちらのページで自己紹介とこのブログについてお話します。 高校時代 学生時代は主に野球をしていました。 進学先の高校も野球で選びました。 ...
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※YouTubeに同内容を公開しております。
質問力を鍛える秘訣は「質問しないこと!」
初めに伝えたいことがあります。
極論ですが、
質問力を鍛える秘訣は「質問しないこと!」
です。
「はっ!?」
と思ったかもしれませんが、このまま読み進めてください。
少し言い換えると、
「悩みを自分で解決しようとすること」
が、
「自己成長」であったり、「質問力を鍛える」ことに繋がります。
分からないことを他人にすぐ質問して、悩みを解決できたとしても、
得られる経験値は「スライム」程度です。
(※「スライム」はご存じ「ドラクエ」に出てくるモンスターで経験値は1)
逆に自分で色々と調べて、自分だけで解決できた場合、
得られる経験値は「はぐれメタル」級になります。
(※「はぐれメタル」は経験値は10000)
得られる経験値は段違いです。
それでも質問しないといけない場合は必ずあります。
一人だけですべての悩みを解決できる人は稀です。
ただ、質問の仕方次第で、得られる経験値が変わってきます。
たくさんの経験値を獲得して、自己成長に繋げて、
悩みを自分自身で解決できるようになりましょう!
質問の仕方を変えて「質問力」を鍛える!
どんな質問の仕方をすれば経験値が多く手に入るのか?
ポイントは以下です。
ポイント
- 現在の状況とゴールを伝える
- 漠然と質問せずに質問内容を絞る
- 質問する前に自分で調べる
- 自分の意見を伝える
以前の職場で質問を何度も受けてきましたが、
出来る人ほど、上記ポイントを押さえています。
このポイントを押さえておけば、
経験値は「はぐれメタル」とまではいきませんが、
「メタルスライム」級の経験値を得ることができます!
(※「メタルスライム」は経験値は1000)
現在の状況とゴールを伝える
初めに、質問をする相手に対して「現在の状況とゴール」を伝えましょう!
少し言い換えると、
「背景とやりたいことを伝える」
です。
悩みだけを質問されても、
「悩みが発生した背景」や、
「悩みを解決してどうしたいのか?」によって
回答する内容が変わってくるためです。
良い回答を貰うためにも、現状とゴールをまず伝えましょう!
漠然と質問せずに質問内容を絞る
2つ目が「漠然と質問せずに質問内容を絞る」ことです。
1つ目と内容が重なる部分がありますが、
「ざっくり質問」はNGです。
例えば、
「バグが出たんですけど、どうやって修正したらいいですか?」とか、
「どうやったら良いプログラマーになれますか?」とかです。
1つ目の質問は「現状とゴール」を伝えていないですし、
2つ目の質問は「良い」の部分を、「品質」なのか「作業スピード」なのか、
もう少し内容を細かくして質問しなくてはなりません。
いわゆる「質問の因数分解」です。
野球の打撃を教えて欲しいのに、
「野球を教えてください!」
とは言いませんよね?回答者は守備を教えてしまうかもしれません。
「バッティングを教えてください!」
と質問して、なおかつ「現状とゴール」を付け加えましょう!
「ざっくり質問」だと、
回答範囲が広すぎて、回答する側もベストアンサーが出せません。
質問する前に自分で調べる
3つ目が「質問する前に自分で調べる」ことです。
1つ目と2つ目のポイントは、出来ている人も多いのですが、
ここからが他の人と差が出るポイントです!
質問する前に自分で調べることで、
- 調べる力が付く
- 記憶に残る
- 相手からの印象が良い
というメリットがあります。
大抵の情報はネットに落ちています。
できる限り自分で調べる癖を付けましょう。
自分で解決できなくても、
調べる力が徐々に付いていって、自分で解決できるようになっていきますし、
「自分で調べる」+「相手の回答」で記憶に残りやすくなって、
「二度同じ質問をしてしまう」ことがなくなりますし、
相手も回答範囲が相当絞れている状態なので、回答しやすいですし、
「そこまで調べているなら、なんとか解決してあげたい!」
という気持ちになります。
経験値もがっぽりで、自己成長間違いなしです!
自分の意見を伝える
4つ目が「自分の意見を伝える」ことです。
1~3つのポイントを押さえて、最後に、
「自分はこう思っているんですけど、どうでしょうか?」
と自分の意見を添えましょう。
もうこのレベルまでいくと「質問」ではなく、「議論」ですね。
相手は質問に回答するというより、背中を押すだけです。
選択系の質問の場合、
「どっちでも良い」時って結構ありませんか?
その場合は当事者の意思が一番大事です。
「自分なりの答え」を持っていって、質問をしてみましょう!
相手に与える印象も非常によく、質問することで評価されることもあります!
最初に言ったことをもう一度、
質問力を鍛える秘訣は「質問しないこと!」
この意識があれば、3つ目と4つ目のポイントを押さえることができますよ!
質問力を鍛える小テクニック
番外編でもう1つだけ。
質問する相手が忙しい時に使う、ちょっとしたテクニックです。
すぐ終わりそうな質問の場合は、初めに「○分だけいいですか?」と聞く
長くなりそうな質問の場合は、「後で何分くらい時間もらえませんか」と聞く
あとは、
「質問の数を最初に言う」
とかですね。
これだけで印象がまったく違います。
「何分掛かるか?」は、先程のポイント4つを押さえていれば把握できるはずです。
いかに「相手に配慮するか?」で、返ってくる回答の質が変わります!
ちょっとした気遣いを大事にしてみてください!
質問力を鍛えるために!友人の質問の仕方を例にして解説!
本記事を書こうと思ったキッカケである、わたしの友人からの質問を例にして、
質問力を鍛えましょう!
わたし自身「YouTube」を始めて間もない状態で、
まったく偉そうなことを言える立場ではないですが、
2人の友人から「YouTube」に関する質問を受けました。
友人Aの質問の仕方
友人Aはこれから「YouTube」を始めるにあたって、動画編集用のPCを選ぶ段階だったようで、
「動画編集がサクサクできるPCでオススメがあったら、教えて!」
※迷っているPCのスペック情報あり
という質問でした。
その後、
「Windowsの方が良いかな?」
※Macと迷っていると解釈しました
と質問を受けました。
4つのポイントと照らし合わせると、
現在の状況とゴールを伝える
⇒「動画編集用のPC選びで迷っていて、サクサク動画編集したい!」を現状とゴールがわかる
漠然と質問せずに質問内容を絞る
⇒「動画編集用のPC選び」、「Windowか?Macか?」と質問が絞られている
質問する前に自分で調べる
⇒「候補であるPCの情報を添付済」※実際は店員さんに聞いたようです。
自分の意見を伝える
⇒「Windowsの方が良いのかな?」という自分の意見が少し伝わる
こんな感じです。
なので、とても回答がしやすかったですし、
間違った回答をしたくないので、回答する前に一応自分で調べて確認しました(笑)
しいて言えば、
「店員さんに聞く」が「自分で調べた」に変わって、
自分の意見が強めになれば完璧ですが、
仕事上での話でなく、ただの友人間の質問なので全然OKです!
友人Bの質問の仕方
続いて、友人Bです。
「YouTubeの作り方教えて!」
「YouTube」に詳しい方は分かるかと思いますが、
「YouTube」と一言で言っても、
- 機材
- 編集ソフト
- アカウント作成
- 動画投稿
- サムネイル作成
- 動画構成
- 戦略
- 規約
など様々です。
質問の範囲が広すぎて、答えようがないのです。
すべてに対して回答しようとすると、何時間も掛かりますし、
回答したとしても質問者の記憶には残らないでしょう。
人間は「今すぐ必要な情報」以外は頭に残りにくいですから。
それゆえ、他人に質問して、すぐ答えを貰ってしまうと、
得られる経験値が「スライム」なのです。
成長チャンスを逃し、良い回答も貰えず、
非常にもったいないです。
4つのポイントを意識して、
質問前に内容をまとめることが重要です!
質問力を鍛えることで得られるもの
ポイント4つを押さえて質問し続けると、
「自己解決能力」
が身に付きます。
最初に言った
「自分一人で何でも解決してしまう人」
に近づきます。
初めて見るバグが発生しても、自分で調べて解決できるようになります。
YouTubeで「あの人みたいな動画を作りたい!」と思っても、自分で調べて作れるようになります。
「どの情報が正しいか?」判断が付くようになります。
成長速度がどんどん加速します!
「自分でいちいち調べてたら、時間が掛かりすぎるだろ!」
と思うかもしれません。
それに対する答えは、
-
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です。
これが原点。
後で取り返すどころか、掛けたコストはプラスになって返ってきます。
もちろん仕事にはリミットがあるので、
「納期」と「一人で頑張る時間」のバランスが大事です。
「○○分は自分で頑張って、それまでに分からなかったら質問する」
このような「マイルール」を作って、バランス感覚を養いましょう!
まとめ:質問力を鍛える!
ここまでの話をまとめます。
まとめ
質問力を鍛えるためには、
「悩みを自分で解決しようとすること」
が大切!
質問をする上でのポイントは、
- 現在の状況とゴールを伝える
- 漠然と質問せずに質問内容を絞る
- 質問する前に自分で調べる
- 自分の意見を伝える
の4つ。
質問力を鍛えると、
「自己解決能力」
が身に付き、
「自分一人で何でも解決してしまう人」
になれる!
ちなみにわたしは「負けず嫌い」体質なので、
極端ですが、基本的に「他人に質問しない派」です。
そのおかげで「どうしても質問する時」に、
自然と「質問の質」を高めてくれたのかもしれません。
友人の話に戻しましょう。
ちょっと一部辛口になってしまいましたが、何から何まで否定しているわけではありません。
普通に、
「YouTubeを始める!」
という行動を起こそうとしているだけで十分カッコイイです。
その後、実際に行動して、失敗したとしてもカッコイイです。
「バッターボックスに入って、バットを振った!」
これが大事です。
※もちろん「考えて」バットを振らないとダメですが。。
だからこそ「質問力」を上げて、「自己解決能力」を身に付けて頑張ってほしいです。
成功するためには絶対必要な能力です。
人のアドバイスだけでは乗り切れません。
失敗するとわかっていて、そのままにしておけないですしね。。
自分で調べて、それでもわからなければ聞けばいいです!
繰り返し調べていくことで、
経験値がたまり、
質問力、自己解決能力が上がり、
成功を後押ししてくれます。
最後にわたしが大好きなこの動画を送ります。
「失敗なんかしないから、挑戦してください!」
この記事が2人の挑戦の後押しになれば嬉しいです。