設計まで?コードを書くだけ?
身につけなきゃいけないスキルって何だろう?
こんにちは、古賀です。
「WEBエンジニア」と一口に言っても、
人によって、または場合によって捉え方は様々です。
本記事では、WEBエンジニアが、
「一体どのような人のことを指しているのか?」
「どんな職種に分けられるのか?」
「どんなスキルが必要なのか?」
についてお話したいと思います。
インターネット・WEB業界に挑戦して、働く人が増えてきました。
本業で頑張る人もいれば、副業で頑張る人もいます。
WEB業界における職種は多いので、自分に合った仕事を見つけられるかもしれません。
どんな職種、仕事内容があるのか理解して、最初の1歩を踏み出しましょう!
自己紹介が遅れましたが、
わたしは大学卒業後、上場IT企業に就職し、プログラマー、システムエンジニアとして
約10年間働いておりました。
プロフィールの詳細はこちらです。
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プロフィール
こんにちは、古賀正雄です。現在36歳です。 簡単ではありますが、こちらのページで自己紹介とこのブログについてお話します。 高校時代 学生時代は主に野球をしていました。 進学先の高校も野球で選びました。 ...
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今回は「WEBエンジニア」周りの職種と仕事内容、
そしてその職種に必要なスキルについてお話していきます!
「インターネット・WEB業界」については、こちらの記事でまとめています。
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WEB業界とは?IT業界におけるWEB業界の仕事内容を解説!
WEB業界に挑戦してみたいけど、どんな仕事をしているんだろう? ホームページとか作るのは分かるけど、それ以外はどんなことしているんだろう? 自分に合ってる仕事なのかな? こ ...
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WEBエンジニア①:WEBプロデューサー
WEBプロジェクト案件の責任者が、
「WEBプロデューサー」
です。
プロジェクトの企画から運用まで、全ての工程に携わります。
主な仕事内容は、
- 企画提案
- プロジェクトチーム編成
- 予算管理
- スケジュール管理
クライアントが存在するプロジェクトの場合
- 要望のヒアリング
- 予算等の折衝交渉
です。
それに付随して、必要なスキルは、
- マネジメント能力
- 企画提案力
- コミュニケーション能力
などです。
プロデューサーというだけあって、
仕事内容はチームのマネジメントや、スケジュール管理、予算管理といった全体的な内容ばかりです。
WEB業界はクライアントが存在しない仕事が多くありますが、
クライアントから発注を受けて仕事をする場合は、
クライアントとの打合せや交渉も、大事な仕事の1つです。
WEBプロデューサーをWEBエンジニアと呼ぶことはありませんが、
WEBプロデューサーはWEBエンジニアの最終キャリアとなりうる職種です。
直接プログラムを行うわけではありませんが、
マネジメントする上で最低限の知識は必要です。
多くの場合、プログラムを経験した後に担当する職種になるため、
意識せずとも最低限のプログラム知識は身についているでしょう。
WEBエンジニア②:WEBディレクター
WEBプロデューサーの一つ下のポジションに当たるのが、
「WEBディレクター」
です。
仕事内容や必要なスキルは、WEBプロデューサーとほぼ変わりません。
WEBプロデューサーが総責任者であるならば、
WEBディレクターは現場責任者です。
プロジェクト管理についての指示出役がWEBプロデューサー、
実行役がWEBディレクターといった感じになります。
WEBエンジニア③:WEBプランナー
WEB案件プロジェクトの設計を担当するのが、
「WEBプランナー」
です。
主な仕事内容は、
- 企画提案
- 要望のヒアリング
です。
それに付随して、必要なスキルは、
- 企画提案力
- コミュニケーション能力
などです。
メインの仕事はクライアントから要件を聞き出し、
その要件をまとめて、開発チームへ受渡すことになります。
「プロデューサーとディレクターとほとんど変わらないじゃないか!」
と思ったかもしれません。
そうです!
「WEBプロデューサー」、
「WEBディレクター」、
「WEBプランナー」の領域は互いに重なり合っているため、
企業によっては区別していない場合もあります。
ただし、WEBプランナーの場合はよりエンジニアよりです。
WEBプランナーの仕事内容を、WEBエンジニアの仕事の1つとして扱うこともあります。
クライアントから直接要望を聞き、さらに開発もできる人材はとても貴重な存在です!
WEBエンジニア④:WEBデザイナー
WEBサイトのデザインを担当するのが、
「WEBデザイナー」
です。
主な仕事内容は、
- WEBサイトデザイン
- WEBサイト制作
です。
それに付随して、必要なスキルは、
- デザインスキル
- HTML、CSSなどのコーディングスキル
などです。
企業により、コーディングは担当せず、
WEBデザインのみ担当することもあります。
WEBデザインのみと言っても、
レイアウトを始め、サイトの配色や、使用するファント、操作性など
あらゆるところに気を配ってデザインを作成します。
サイトによっては、
おしゃれなデザインが必要な場合もありますし、
シンプルなサイトにする必要もあります。
多くの引き出しを用意して、
相手の要望によって使い分けられる能力が求められます。
WEBデザイナーも、WEBエンジニアの仕事の1つと言えるでしょう。
WEBエンジニア⑤:フロントエンドエンジニア
「フロントエンドエンジニア」は、ほぼ「WEBデザイナー」と同じです。
企業によっては、フロントエンドエンジニアとWEBデザイナーの区別がなく、
まったく同じ役割の場合もありますし、
WEBデザイナーが設計したデザインを基に、コーディングのみ行う人を指す場合もあります。
「コーダー」とも言います。
WEBエンジニアの出発点と言える職種です。
ここから自分の役割を広げていけるかが勝負になります!
WEBエンジニア⑥:サーバーサイドエンジニア
WEB制作案件において、より内部の開発を担当するのが、
「サーバーサイドエンジニア」
です。
「バックエンドエンジニア」とも言います。
主な仕事内容は、
- システム内部設計
- データベース設計
- サーバー側のプログラム開発
- システム保守
です。
それに付随して、必要なスキルは、
- システム設計スキル
- PHP、Rubyなどのコーディングスキル
- MySQLなどのデータベースの構築スキル
などになります。
WEB画面の制作はフロントエンドエンジニアが担当しますが、
サーバーサイドエンジニアは、その先の裏側の処理を担当します。
ECサイトでは、ユーザが各項目を入力した後に決済処理が実行されます。
実行されると、入力したユーザ情報をデータベースへ送って保存します。
そのような内部処理をサーバーサイドエンジニアが開発しています。
サーバーサイドエンジニアは、WEBエンジニアのメインどころです。
システム設計スキルや、
データベースの知識も必要になりますし、
サービス利用開始後の保守も仕事の1つです。
幅広い知識、能力が必要とされます。
WEBエンジニア⑦:WEBマーケター
あまりWEBエンジニアよりではありませんが、
WEBサイトへ集客し、企業の売上に貢献する
「WEBマーケター」
について少しお話ししておきます。
WEBマーケターは、WEBサイトに人を集めるために、
「検索上位に表示されるにはどのような変更を加えたらよいか?」
「ユーザがどのような経路でWEBサイトに到達したか?」
「どのくらいのユーザがこのページを読んでいるのか?」
「ユーザがページを全部読んでいるのか?」
などを解析し、
より人が集まるようにしたり、
よりモノが売れるように提案や改善を行う仕事をしています。
検索の上位に表示させるためには「SEO」と呼ばれる知識が必要ですし、
分析能力や、マーケティングスキルも必要です。
WEBエンジニアがWEBマーケターの知識を全て身につける必要はありませんが、
知っておくことにより、良い提案が出来たり、開発側でより力を発揮できるでしょう。
結局WEBエンジニアとは?
様々な職種についてお話してきましたが、結局WEBエンジニアとは何なのでしょうか?
冒頭にお話ししましたが、その定義は人によって、場所によって変わりますが、
一般的に、
「フロントエンドエンジニア+サーバーサイドエンジニア」
あたりを指します。
WEB開発におけるプログラミングが必要な部分です。
WEBエンジニアになりたいのであれば、プログラミングを学ばなければなりません。
まずはフロントエンドエンジニアの技術を身につけ、
WEBデザイナー側の道に進むか、
サーバーサイドエンジニア側の道に進むかは、
自分の能力、性格、興味があるかないかで判断してみましょう!
まとめ:WEBエンジニアとは?
ここまでの話をまとめます。
まとめ
<WEB案件の職種>
- WEB案件のプロジェクト管理者「WEBプロデューサー」
- WEB案件の現場責任者「WEBディレクター」
- WEB案件の設計者「WEBプランナー」
- WEB案件のデザイン担当「WEBデザイナー」
- WEB案件のデザインプログラム担当「フロントエンドエンジニア」
- WEB案件の裏側プログラム担当「サーバーサイドエンジニア」
- WEB案件の集客収益改善担当「WEBマーケター」
「WEBエンジニア」は一般的に、
「フロントエンドエンジニア+サーバーサイドエンジニア」
のことを言うが、その仕事範囲は現場によって様々!
多くの職種を紹介してきましたが、
全部できないといけないわけではありません。
最初は誰でも素人。
何もできません。
HTMLを学ぶところから始めましょう!
WEBサイトのページを作成できるようになったらWEBエンジニアのスタートです!
そこからのロードマップはあなた次第です。
興味を持った分野のスペシャリストになるもよし!
全分野の知識経験を身につけ、オールラウンドに活躍するもよしです!
大事なのは自分に合うかどうか、
そして成長し続けられるかどうかです!
WEBエンジニアになって将来どうなりたいですか?
好きな場所、好きな時間に仕事をするフリーランスエンジニアでしょうか?
それとも社会にインパクトを与えるサービスの開発でしょうか?
その目的に向かって最初の1歩を踏み出しましょう!
WEBエンジニアとしての活躍を応援してます!
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