IT業界 エンジニア

大手プログラマーのメリットとデメリット!大企業は成長できる場所なのか?

2020年8月10日

大手プログラマーのメリットデメリット

 

プログラマーはやっぱり大手企業で働いた方が良いよね?
成長できそうだし、待遇も良いから安心!だよね?

 

こんにちは、古賀です!

 

本記事では、

はてな

「大手プログラマーで働くメリットとデメリット」

について、お話します!

 

「就職するなら大手で間違いなし!」

という社会の風潮がありますが、結局それは「自分次第」です!

 

「将来何をしたいのか?」

「どうしていたいのか?」

によって、大手に就職することが正解なのか?そうでないかが決まります。

 

大手企業でプログラマーとして働くことで、

「メリット」、「デメリット」は何なのか?

実際の体験を交えて、お話していきます!

 

自己紹介が遅れましたが、

わたしは大学卒業後、上場IT企業に就職し、プログラマー、システムエンジニアとして

約10年間働いておりました。

プロフィールの詳細はこちらです。

野球
プロフィール

こんにちは、古賀正雄です。現在36歳です。 簡単ではありますが、こちらのページで自己紹介とこのブログについてお話します。 高校時代 学生時代は主に野球をしていました。 進学先の高校も野球で選びました。 ...

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※YouTubeに同内容を公開しております。

大手プログラマーのメリット

企業

大手企業でプログラマーとして働くメリットは、

特別「IT業界」や「プログラマー」に限った話ではない部分です。

別の業界でもあり得る話ですが、以下のようなメリットがあります。

  • 給料、福利厚生等の待遇
  • 履歴書のネームバリュー
  • 管理職の道がある
  • ヒューマンスキルが上がる

1つずつ説明します!

給料、福利厚生等の待遇

メリット1つ目が「給料、福利厚生等の待遇」です。

大手企業の代表的なメリットですね。

 

順調に仕事をこなしていけば、年数が上がっていくにつれて給料は上がっていきます。

結果を出せば、なおさらです。

企業によっては、リストラの可能性も低く、「終身雇用」も期待できます。

 

簡単に言うと、

「大手で働くことで安定感が生まれる!」

と言えるでしょう!

 

ただし、結果を出すことにこだわると、落とし穴が待ってますので注意しましょう!

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履歴書のネームバリュー

メリット2つ目が「履歴書のネームバリュー」です。

大手企業の肩書きがあると、転職する時に役立ちます。

 

良い待遇で転職できたり、大手への転職もしやすいです。

やはり中小から大手の転職は、何か特別な実績がないと難しいですからね。

 

ただ、大手企業でプログラマーをしていても、

転職が難しくなってしまう場合があります。

それについては、デメリットの方でお話します。

管理職の道がある

メリット3つ目が「管理職の道がある」ことです。

ずっとプログラマーとして働いていくのも良いですが、

40代や50代になってもプログラマーを続けている人は稀です。

 

大手企業に限った話でもないですが、管理職の道や、

設計側の職種をはじめ、別の職種の道もあります。

 

プログラム技術以外に、プロジェクトマネジメント力が身に付けば、

1つ目のメリットである「給料」の面も、さらに期待が持てます。

 

「プログラマー1本!」

と考えていない人にとっては、大きなメリットの1つと言えます。

ヒューマンスキルが上がる

最後メリット4つ目が「ヒューマンスキルが上がる」ことです。

 

大手企業であれば、

  • 研修が充実している
  • 周りのレベルが高い

といった特徴があります。

 

大手企業は毎年多くの新入社員が入社してきます。

それに伴って、新人研修はプログラム研修の他に、その周辺知識やビジネスマナーまで、

研修内容が充実しています。

十分な研修をしないまま、実際の仕事をする可能性は非常に低いです。

また、新人研修だけでなく、年次毎に研修を行う企業もあり、

プログラム知識以外にも、多くの知識を学べることができます。

 

そして、周りにも影響を多く受けます。

同期の数も必然と多くなりますし、大手に入社してきたとなれば周りのレベルも高いです。

自分の苦手分野が得意な人もいれば、得意分野で競い合う人もいます。

落ち込むこともあるかもしれませんが、良い影響も貰えます。

人間的に成長できる場でもあります。

大手プログラマーのデメリット

危険

大手企業でプログラマーとして働くデメリットですが、

注意ポイント

「仕事が分業されており、プログラマーとしての成長が難しい」

これに尽きます。

たった1つだけですが、プログラマーとして働き続けていくのであれば致命的です。

 

大手であれば、業務を効率化させるために、仕事が分業化されている場合が多いです。

大きく分けると、

  • インフラ
  • 設計
  • プログラム開発

のような仕事を、それぞれ別々の人が担当するので、

自分が担当していない分野の知識が薄くなりがちです。

 

プログラマーに関して掘り下げると、

  • 0から1を開発する人
  • 1から100にする人

と2タイプに分かれます。

 

「0から1を開発する人」は、

みんなが使う部品や、新しい技術を率先して生み出すプログラマーです。

 

「1から100にする人」は、その生み出された技術を使って、

効率良くプログラムを開発して、それをお客さんに届けるプログラマーです。

 

「どちらがプログラマーとして成長できるか?」を考えると、

「0から1を開発する人」の方です。

 

「新しい技術をみんなが使いやすいようにする」

こういうことができる人は、例え転職したとしても活躍できる人材です。

 

なので、大手で働いていても、

「0から1を開発する人」

の立場であれば、そこまでデメリットはないと思います。

 

逆に、

「1から100にする人」

が身に付けた技術は、その会社の中でしか使わない技術であるため、

外に出ても通用しない可能性が高いです。

 

大手であれば、転職で有利になると言いましたが、

逆に市場価値が低いとみなされる可能性があります。

これが大手企業でプログラマーとして働くデメリットです。

 

逆に大手でなければ、上記のような仕事を1人で担当する可能性もあるので、

成長しやすい環境と言えます。

 

プログラマーをして働く上で、「成長できる環境」は重要な要素です。

大手で働くメリットも大きいですが、

場合によっては成長しづらい環境になりうるので注意が必要です。

大手プログラマーで働くことが正解かどうかは自分次第

ビジネス

大手企業でプログラマーとして働くメリットとデメリットについてお話してきましたが、

プラスと見るか、マイナスと見るかは結局自分次第で、

「どうしていきたいのか?」

によって決まってきます!

 

もっと言うと、

  • プログラマーを続けていきたいのか?
  • 転職や独立をする気があるのか?

で決まります。

 

「システムエンジニアや管理職に徐々に移っていきたい!」

「転職する気なんかまったくない!」

ということであれば、大手でプログラマーとして働いていても、何も問題はありません。

 

「プログラマーを続けたい!」

「転職をしたい!」

という気持ちがあるのであれば、大手だとしても足枷になってしまうかもしれません。

 

ポイントは、

ポイント

「成長できるかどうか?」

です。

 

身に付いているスキルは、

「その会社でなければ通用しないスキルなのか?」

「別の会社でも通用するスキルなのか?」

このあたりがポイントです。

 

プログラマーとしてずっと働いていきたいのであれば、

大手で働いたとしても、デメリットになります。

 

「自分はどうしたいのか?」

で大手でプログラマーとして働くべきかが決まります!

まとめ:大手プログラマーのメリットとデメリット

ここまでの話をまとめます。

まとめ

大手企業でプログラマーとして働くメリットは、

  • 給料、福利厚生等の待遇
  • 履歴書のネームバリュー
  • 管理職の道がある
  • ヒューマンスキルが上がる

逆にデメリットは、

「仕事が分業されており、プログラマーとしての成長が難しい」

大手企業でもプログラマーとして成長できる環境であれば問題なし!

もし、新しい技術が身に付かない環境であって、

「プログラマーを続けたい!」

「転職をしたい!」

と思うのであれば、大手企業でプログラマーを続けると致命的になってしまう!

 

わたしがプログラマーとして働いていた頃は、

「1から100にする人」

でした。

 

パッケージシステムを扱う会社にいると、

人数比率的に

「1から100にする人」

になりやすいです。

 

「1から100にする」能力は高かったので、

会社の数字には貢献していたと思います。

 

ただ、それはその会社でしか使えないスキルばかりです。

外に出れば役に立ちません。

 

そんなわたしの反省を活かしてください!

大手プログラマーとしてただ働いただけでは、

自分の市場価値は上がっていきません。

積極的に新しい知識や技術を身に付けていきましょう!

 

転職や独立をお考えの方はこちらをどうぞ!

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