IT業界 エンジニア

新卒SIer社員へアドバイス!入社後にロケットスタートを決めるべし!

2020年7月25日

SIer新入社員へ!ロケットスタートを決めろ!

 

SIer企業に入社が決まったけど、うまくやっていけるかな。。
何かやっておいた方がいいこととか、入った後に気を付けた方がいいことってあるのかな。。

 

こんにちは、古賀です!

 

本記事では、

はてな

「新卒SIer社員が入社前後に心掛けるべきこと」

について、お話します。

 

SIer業界に限ったことではありませんが、

新入社員は覚えることがたくさんあります。

研修で躓く人も多いのではないでしょうか?

 

ただ、これから先のエンジニア生活を充実させるためには、最初が肝心です。

「ロケットスタート」を「決めるか?」、「決めないか?」で、

今後が決まります!

 

「ロケットスタート」を決めることができれば、

周りに大きく差を付けることができますし、

自分の成長に繋がり、将来の選択肢が広がります。

 

その「ロケットスタート」を決めるために、

心掛けてほしいことを、わたしの経験からお話させてください!

 

自己紹介が遅れましたが、

わたしは大学卒業後、上場IT企業に就職し、プログラマー、システムエンジニアとして

約10年間働いきまして、現在フリーランスをしております。

プロフィールの詳細はこちらです。

野球
プロフィール

こんにちは、古賀正雄です。現在36歳です。 簡単ではありますが、こちらのページで自己紹介とこのブログについてお話します。 高校時代 学生時代は主に野球をしていました。 進学先の高校も野球で選びました。 ...

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※YouTubeに同内容を公開しております。

新卒SIer社員に知ってほしい現実。。

孤独

SIer企業でシステムエンジニアをするにしても、プログラマーをするにしても、

その職種の中の立場であったり、仕事の内容に難易度があったりします。

 

当然簡単な仕事であれば、得られる経験値は少ないですし、

難しい仕事程、得られる経験値は多いです。

 

なので、ロケットスタートに成功することができれば、

「より自分を成長させる仕事ができる」

ようになります。

 

逆にロケートスタートに失敗した場合、

難しい仕事は与えられません。

プログラミングの仕事の中には、雑用同然の仕事もあります。

誰にでもできる仕事からスタートすることになります。

 

そうなると、ロケットスタートに成功した人が手を抜いたり、

自分が努力量を増やさない限りは、先に進んでいる人に追いつけないのです。

 

わたしが新入社員の頃、先輩社員の方がよく仰ってました。

「今出来なくても、そのうち出来る人に追いつけるから!」

 

優しいお言葉なのですが、真に受けてはいけません。

出来る人には難易度が高く、成長できる仕事が与えられ、

出来ない人には簡単な仕事が振られる。

これが現実です。

 

なんとしても、ロケットスタートを成功させましょう!

新卒SIer社員に入社前のアドバイス!

ビル

ロケットスタートを成功させるために、入社前に何をしておくべきか?

アドバイスをさせてください!

 

まずお伝えしておきたいのが、

「プログラムの勉強はそこまでしなくていい!」

ということです。

 

SIer企業は、プログラムが未経験かつ、文系出身者でも採用する企業が比較的多いです。

そのため、入社後に丁寧なプログラムの研修が行われるはずです。

※少なくとも、わたしがいた会社はそうでした。

 

その研修の中で、必要な知識や技術は十分身に付けることができるので、

入社前に無理して勉強する必要はありません。

 

プログラムの作り方であったり、使用するデータベースは、

その会社独自のやり方がある場合も多いので、勉強したことがあまり役立たない可能性もあります。

 

ただ、基礎の部分は少し押さえておくと、研修内容が頭に入ってきやすいです。

でも、その程度です。

わたしも大学で少しプログラムをかじった程度の知識でしたので、問題ありません。

※情報科でもありません。

なので、ゴリゴリに勉強しておく必要はありません。

 

それを踏まえて、入社前にやっておくべきことは、

  • 入社前に指定された資格は必ず取る
  • 可能であれば扱うシステムの業務知識を身に付ける

このあたりです。

入社前に指定された資格は必ず取る

もし会社から、

「入社までに○○の資格を取っておくように!」

と言われたのあれば、必ず取っておきましょう。

※ちなみにわたしがいた会社は「簿記」でした。

 

入社前に取っておかないと、

入社後の研修と合わせて勉強するとなると、かなり苦しくなります。

プログラムの研修に集中するためにも、印象が悪くならないためにも、

確実に入社前に取っておきましょう。

可能であれば扱うシステムの業務知識を身に付ける

資格の話と繋がる部分もあるのですが、

余裕があれば入社する会社が扱っているシステムの業務知識の勉強をしておきましょう。

 

わたしがいた会社は「会計システム」が中心でしたので、

そのために「簿記」の資格を取るようにと言われてました。

 

製造系のシステムであれば、

受注してから製造する「受注生産」のことであったり、

受注前に予め製造しておく「見込生産」のことであったりです。

 

そのシステムを使う業界知識は、プログラムをする上でも、

システムエンジニアとしてお客さんと打合せをする上でも役立ちます。

 

システムの種類は多岐に渡ります。

システム毎に部署が分かれていることも多いでしょう。

興味があるシステムが見つかったら、面談の時に希望システムを言ってみるのも良いですよ!

最初から知識があるとロケットスタートしやすいですし、

面談される側からしても、とても好印象です!

新卒SIer社員に入社後のアドバイス!

大学

入社した後に心掛けるべきことは以下です。

順にお話していきます!

  • プログラム研修は全力で付いていく!
  • 人に教えることも大事!
  • はじめのうちは丁寧に仕事を!
  • 苦手なことも少しずつ磨いておく!
  • ロケットスタートに成功したら油断するな!

プログラム研修は全力で付いていく!

入社前に勉強しなかった分、プログラム研修は全力で付いていきましょう!

プログラム研修のポイントは、

ポイント

「今理解しなくてはならないところと、今理解しなくてもいいところがある」

ということです。

 

プログラムを勉強していると、すべてのことを理解したり、覚えておくのは非常に難しいです。

「ここは分かっておかないとやばい。。」

「これは分からなくてもいいんだな。」

と切り分けをしながら勉強していきましょう!

 

理解しなくていい部分は、

開発環境の構築部分だったり、あらかじめ用意されているプログラム部品の中身のことだったり、

色々とあります。

 

講師の方が、

「ここは今はわからなくていいから!」

と言う場合もあります。

今理解しなくてはいけない部分はどこなのか?判断できるようにしましょう!

 

少しスパルタ的なことを言いますと、

休憩時間や休みの日も活用して、絶対に遅れを取ることのないようにしましょう!

それくらいプログラム研修は重要です!

人に教えることも大事!

「ロケットスタートに成功して、周りと差を付けよう!」

とは言ってはいますが、

「周りを蹴落とせ!」

とは言ってません。

 

むしろ研修で周りの仲間が困っていたら、積極的に教えてあげましょう!

人に教えることで、

ポイント

  • 頭の中に知識が定着する
  • 周りから信頼が得られる
  • 後輩ができた時の練習になる

というメリットがあります。

 

特に「周りからの信頼」は大きなメリットです。

「あいつすごい!」

と言われるようになれば、ロケットスタートに成功したも同然です。

最初から成長に繋がる仕事ができる可能性が高くなります!

 

とはいえ、そんな「黒い心」で人に教えようとしないでください(笑)

あくまで「仲間に教えた結果」のメリットですから、

仲間を助ける気持ちを大事にしましょう!

はじめのうちは丁寧に仕事を!

研修を終えたら、実際の仕事をするようになります。

ポイントは、

ポイント

「早さよりも丁寧な仕事を!」

です。

 

丁寧かつ、早ければ言うことなしですが、

早さよりも丁寧さの方が重要です。

 

プログラムがバグだらけだと、信用を落とします。

逆にバグが少なく、丁寧さがあれば、次の仕事を頼みやすいです。

 

これの積み重ねです。

とにかく周りの信頼が大事です!

そのあたりは、こちらの記事にも書いてありますので参考にしてください!

プログラマーは納期とバグどっちを優先する?
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苦手なことも少しずつ磨いておく!

基本的にわたしは「得意分野をガンガン伸ばせ派」なのですが、

うまくロケットスタートに成功することができたら、

得意なことを伸ばしつつ、苦手なところも少しずつ磨いておきましょう!

 

SIerは「総合力勝負」なところがあります。

プログラムだけではダメですし、話がうまいだけでもダメです。

苦手分野をそのままにしておくと、いつかそれが足を引っ張って、

成長を止めてしまったり、次の挑戦の足かせになったりします。

 

わたしの場合は、プログラムは得意だったのですが、

いまいち話をすることが得意ではなかったので、

「システムエンジニアになってうまくやっていけるだろうか。。」

と不安になってしまい、中々挑戦することができませんでした。。

 

そうならないためにも、

苦手分野を少しずつでも良いので、磨いておきましょう!

ロケットスタートに成功したら油断するな!

「苦手なことも少しずつ磨いておく!」

と重なる部分もあるのですが、

無事ロケットスタートに成功したら、油断しないようにしましょう!

 

最初に苦労した分、仕事を順調にこなせるようになって、

居心地の良い時間が続くと思います。

 

これが罠です。

居心地の良さを満喫していると、周りに追いつかれてしまいます。

いつの間にか成長も止まってしまいます。

 

そして、その罠に引っ掛かってしまったのがわたしです(笑)

得意なプログラムに甘えてしまい、同じ仕事ばかりしてしまいました。

その方が結果が出しやすかったからです。

 

このような状況になってはいけません。

停滞は後退です。

調子の良い時こそ、次の挑戦です!

 

居心地の良さを少しだけ満喫したら、また走り出しましょう!

まとめ:新卒SIer社員へアドバイス

ここまでの話をまとめます。

まとめ

ロケットスタートに成功することで、

「より自分を成長させる仕事ができる!」

逆にロケットスタートに失敗すると、

「簡単な雑用仕事からスタートすることになり、追いつくことが困難!」

入社前は以下を心掛ける!

  • プログラムの勉強はしなくても良い
  • 入社前に指定された資格は必ず取る
  • 可能であれば扱うシステムの業務知識を身に付ける

入社後は以下を心掛ける!

  • プログラム研修は全力で付いていく!
  • 人に教えることも大事!
  • はじめのうちは丁寧に仕事を!
  • 苦手なことも少しずつ磨いておく!
  • ロケットスタートに成功したら油断するな!

 

わたしが新人研修を受けてた頃は、

同期と遊びに行った帰り道でも、研修の課題のことを考えてたりと、

休みの日もプログラムのことばかり考えていました。

 

実際に仕事をするようになっても、

「とにかく丁寧に仕事をして、出来るだけ早く!」

と常に自分に厳しく仕事をするように心掛けていたら、

1年目にも関わらず、難しいプログラムを担当させてもらえるようになりました。

 

先輩から、

「早く帰れるうちに早く帰った方がいいよ!」

と言われてましたが、わたしの考えは、

「いつでも早く帰れるように、実力を今付けておく!」

だったので、新人の頃から結構残業をしてました。

 

そんなこともあり、最初の3年間は順調そのものでした。

自分で言うのもなんですが、周りからの信頼もかなりあったと思います。

 

でも、そこで少し停滞してしまったんですね。。

油断は禁物です。。

 

これを読んでくださった方は、

ロケットスタートを決めた後も油断せずに、挑戦を続けてください!

 

挑戦を続けていけば、市場価値が上がります!

転職しても良いですし、フリーランスになるもよしです!

ロケットスタートを決めて、その先の人生も楽しみましょう!

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